重病リスク

日記

1.顔面神経麻痺

 先週、顔面神経麻痺と診断され、7日間の治療を受けてまいりました。日祝も含めて連続7日間の点滴による投薬治療を昨日まで行いました。経過は良好で、少しずつではありますが神経が機能しはじめており、まぶたや唇などの動きが先週よりも改善していました。MRIの結果も問題なく、大きな病気でなくて本当にホッとしております。

 この間、長男は少し心配していたようです。母親を病気で亡くしているので心配するのは当然ですが、やはり余計な心配をかけたくないですから、今日の診察で大きな病気ではないことが分かりましたので、長男にもちゃんと説明してあげました。

 今回の麻痺についてですが、私の場合、先々週の日曜日に左耳に違和感を感じたのが最初の症状でした。トレージングジムで筋トレ中に違和感を感じて、翌日の月曜日には左目がしょぼしょぼ。最初は花粉症かと思いましたので、仕事の合間に耳鼻科にでも行こうと思った程度でした。そうしましたら、火曜日には味覚障害。水曜日には病院へいこうと思ったものの、仕事で遅くなりそのまま帰宅。木曜日に会社の社員から「左目が瞬きしてないですよ」と言われたことで、まずいと思い翌日の金曜日にかかりつけ医へ行きました。そして紹介状を渡されるや、翌日には総合病院にて治療開始となりました。

 余談ですが、改めて感じたことは、日本の医療体制って凄いということでした。金曜日の会社帰りにかかりつけ医に診てもらい、翌日には総合病院で治療開始ですから。顔面神経麻痺の場合、治る可能性は8~9割程度らしいですが、やはり症状が出始めて早期に治療するほうが治りやすいみたいです。病院で治療を受けられることが当たり前のように感じますが、決してそうではなく、かかりつけ医と総合病院との役割分担とそれによる連携プレーによって、早期に治療を受けることができたことに、本当に感謝です。

 

2.麻痺の原因

 結局、麻痺の原因は何だったのだろうかと考えておりますが、今ひとつ判らない状況です。脳腫瘍や脳梗塞が原因でない場合、何らかのウイルスによるものが発端となり、神経を圧迫して麻痺するようです。年明けから少々仕事が忙しかったのですが、忙しいといっても以前と比較すると大したことはなかったです。また、筋トレのし過ぎなのかとも思いましたが、たかが週2回程度ですからこれも大したことありません。ですが、ウイルスによる神経麻痺であることには変わりないと思われますので、やはり疲労によって免疫力が低下してしまっていたということでしょうか。

 念のため、発症してからこれまでの間、運動は控えているのですが、早く再開したいのです。筋トレとジョギングなんですが、もしもこれらが原因なんだったら今は再開しないほうが良いだろうとも思っており。でも、これらが原因でないのなら再開しても問題ないはず。そんなことを考えながら、とりあえず明日はウォーキングをしてみようと思っております。

 

3.治療の振り返り

 私は過去、大きな病気をしたことがなく、入院の経験がありません。今回の麻痺でかかりつけ医からは入院の可能性があると聞いていたので、人生初の入院かと思いましたが、総合病院での治療は通院になりました。しかし、7日間は毎日午前中に点滴による投薬治療でしたから、半日有給を使っての通院治療となりました。毎日2時間の点滴は結構退屈で、あらかじめイヤホンを用意してYouTubeを見たり、音楽を聞いたりできるよう準備はしていました。これは、妻が闘病中によくやっていたことなので、意外にすんなりと準備できましたね。

 しかし、思い返せば、たとえ7日間と言えども毎日点滴の針を刺されるのは、ちょっと苦痛と言いますか、やはり健康であることが大切なんだと再認識した次第です。それと同時に、妻が生前、入退院を繰り返していた時に、腕の点滴痕を見て、当時はなんとなく痛々しく感じていたのですが、私自身が点滴を受けることになって、改めて妻はよく頑張ったなと思いました。

 

4.まとめ

 今回の7日間の治療を経て、改めて健康の重要さについて考えることになりました。妻が亡くなった時、子供たちには「あなたたちが50歳になるまで、お父さんは元気でいるからね」と話してあげたのですが、改めて考えると、子供たちが50歳になるまで本当に生きていられるのだろうか、それは私自身も分かりません。いわば無責任な言葉なのです。しかし、気持ちとしては子供たちが50歳になるまで見守ってあげたいと思っています。ですので、あと40年間は健康寿命を維持したいと考えています。親の役割を果たすために、健康寿命の維持というのは思いの外、重要な要素なのかもしれないですね。

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