中間テスト2日目「暗記物が弱い・・・」

家庭学習

1.中間テスト2日目

 去る5月31日は、中学2年生の長男は中間テスト2日目に臨みました。初日に実施された国語、数学、英語は良いデキだったとのことでした。さて、2日目の理科と社会はどうだったでしょうか?

 2日目は2科目だけでしたから、午前中には長男も帰宅してきました。私は在宅勤務をしていましたから、早速「どうやった?」と聞いてしまいました。あまりガツガツと聞くのも良くないと思いながらも、やはり期待の裏返しで聞いてしまったのでした。

 長男曰く「理科は今までで一番良かったけど、社会はイマイチかなあ・・・。」初日ほどいい顔ではありませんでしたが、1年生の頃と比較すると理科も社会も手応えはあったようでした。

 ただ、長男は暗記物が苦手でして、今ひとつ社会については面白さを感じていないようです。考えることや探究することのほうが性に合っているのだと思います。

 まあそうやろうなあ、、、と私も思いました。テスト1週間前に社会の勉強をしていた長男に、農産物や資源の産地について話をしたところ、やや記憶が曖昧なところが残っていました。

 私も子供の頃は同じように暗記物が苦手でした。長い期間、社会に出ている今となっては、世界各国の経済情勢や気候変動、社会課題などと関連づければ、どの国でどのような産業が発達していて、どのような農産物が盛んであり、それらが輸出入されているのかは、あまり難なく頭に入っていきます。しかし、中学生の頃は、このような関連づけができるほど、知識の広がりがなかったので、暗記するのが苦痛だったのを覚えています。

 

2.YouTubeの活用

 何とか長男には経済や社会などの世間情勢について関心を持って欲しいと思います。これは暗記物が苦手とするテスト対策の一環でもありますが、広い視野を持つ人間に育って欲しいという私の考えによるものです。

 私自身、シングルファーザーとして仕事をしながらも子供に向き合う時間を確保するために、日常生活の中でいくつかの時間の有効活用に取り組んでいます。その中の一つに通勤時間の有効活用があります。

 特に電車に乗っている時間は、以前の私にとっては体を休める時間でしたが、今は体を休めながらも社会情勢を吸収する時間として活用しています。体を休めたいので読み物は少々辛く、私はYouTubeの経済関連のチャンネルを聞き流しています。

 このような通勤時間の使い方を始めてから1年近くになりますが、以前新聞を読んでいた頃より、経済の流れや直近の社会課題などは、むしろ今の方が頭に入っているという実感です。人間は目から入るよりも耳から入る情報の方が残りやすいんですかね。

 このやり方を何とか長男に取り入れてもらいたいと思っています。長男のスマホにはYouTube kidsをインストールしています。1日1時間だけ視聴できるように設定しているのですが、社会情勢を勉強するために使うなら、非常に良い方法かなと思いました。使い方を誤らないかは注意する必要がありますが。。

 

3.テスト終了後

 いつもの通り、テスト終了直後は開放感に満ち溢れ、テレビゲームをしております。ただ、その解放される期間も束の間、6月最終週には期末テストが控えています。

 中間テストの採点結果はまだ返却されてませんが、返却され次第、見直しが必要ですね。いつもケアレスミスで各科目10点程度は落としている長男ですので、今回の中間テストでケアレスミスが減っているかどうかが、一つ目の確認ポイントです。

 二つ目に、実力不足で解けなかった問題の復習です。そういった問題は理解度を確認して、適切な復習の方法を教えます。全く理解ができていなければ一からの学習が必要ですから、塾への応援を選択肢に入れます。理解が浅いために点数を落としたのであれば、練習問題を通じて理解の浅い箇所を発見し、その箇所はテキストで復習します。最後に練習問題を繰り返し解き、間違えなく解けるようになるまで類似問題を解いていきます。

 三つ目に、集中力です。これが最も重要と思っています。テスト勉強はついつい量を増やすことばかりに目が行きがちですが、私は集中力が大切と思っています。長男に対しては、「勉強時間は今まで通りで勉強量を2倍に増そう」と話をしています。テストには集中力も重要です。それを養うことが目的です。

 

4.まとめ

 私自身、中学生や高校生の頃に効果的な勉強ができていなかったと思っています。その理由はいくつかあります。

 ・関心のない科目は集中力が上がらなかった

 ・暗記が苦手でやる気が出なかった

 ・そもそも勉強する目的や意義が見い出せなかった

こんなところでしょうか。おそらく今の長男と同じ状況だったと思います。

 今、社会人として長らく働いていると、中高生の頃の勉強の大切さは理解できるようになりました。長男には今のうちからその重要性を理解してもらい、身につく勉強をして欲しいと思います。

 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉があります。私が中高生の頃に見出せなかった勉強の目的と意義は、長男にはぜひ見出してもらい、将来につながる勉強法を身につけさえていきたいと思います。

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