1.新学期が始まりました
先日4月8日(金)から新学期が始まりました。長男は中学2年生、次男は小学6年性になりました。2人とも学校が楽しいと感じているようで、新しいクラスや先生のことを子供たちから聞き、子供たちが始業式の日に感じ取った学校や新しいクラスでの雰囲気や光景を想像し、ワクワクしながら子供たちの話に耳を傾けました。また、同時に長男は高校受験まで2年を切りましたし、次男は小学校生活での最後の1年になりました。勉強だけでなく人としての成長面においても、これからの1年が2人にとって有意義な時間になれば良いなと考えています。
2.春休みを振り返って
約2週間の春休みが終わりました。長男は中学校で使った5教科の問題集を使って1年間の振り返りを、次男は通信教育教材にあった小学5年生の振り返り問題を活用して、それぞれこの1年間で学習した内容のおさらいをしました。春休みに入った当初に立てた学習計画に対しては、2人とも完了しました。
ただ、真の学習目標である「この1年間の積み残し部分の理解を深めること」が2人とも完了できているかといえば、話を聞く限り、十分ではないように感じています。長男は、中学1年生の1年間のテストで点数を落とした部分に関して、概ね理解はしているにも関わらず、部分的に理解が浅いために応用問題で点数を落としたこと。暗記問題では理解があやふやで固有名詞が思い出せなかったことが要因として挙げられます。双方とも勉強量が不足していること、解答の導き方をその背景にまで落とし込んで理解できていないことが要因にあります。そのような点から春休みを振り返ると、特に理解不足の箇所に対して十分に考えながら学習を進めることができていないように感じています。
次男は、この1年間でずいぶん成績が伸びましたから、今までの学習姿勢そのものは良くなりましたし、担任の先生の話を聞く限り、授業中も集中して頑張っているようです。それでも、テスト問題で点数を落とした箇所は、ちょっとしたミスで落としていることが多かったため、次男に関しても家庭学習で学校の予習復習の量を増やすこと、日常から解答を記載する際には正確に書くことが課題であると見ています。この春休みは、通信教育教材を使っての振り返り問題を、丁寧に解答することを意識して進めてもらいました。日々の学習内容を見る限り、同じようにちょっとしたミスが散見されたことや、暗記もの(例えば漢字など)は記憶が曖昧になっているものもありました。今後も引き続き、次男に関しては学習内容を正しく理解し、正しく書けることを意識して家庭学習を進めることが大切であると感じました。
3.新しい学年を控えて
これは長男と次男に共通して言えることですが、ものごとを正しく理解し、正しく表現することが課題であると思っています。長男は理解する際に表面的になっているがために、類似問題で点数を落としてしまう。次男は理解はしているものの、正しく書けていないため点数を落としてしまう傾向が強くありました。
これら課題に対して、新しい学年では、長男については特に理解の深さが重要になる数学と英語は塾を活用して高い理解力を身につけ、学校と塾の双方の学習内容を日々や週間で復習するといった学習法で進めたいと思います。次男に関しては、正確に解答することを学校と家庭の双方の学習を通じて意識的に取り組んでいきたいと考えています。
4.まとめ
私自身が小中学生の頃は、子供たちと同様に、しっかり理解しすることができていなかったと思い出しながら書きました。私自身も今だからこそ言えることも多々あり、仮に当時から今のような考え方で勉強できていれば、社会に出てから今ほど苦労はしなかったかもしれません。ですから、子供たちには今のうちからやれることはやって欲しいですし、社会人になってから学び直すことがあったとしても、それは過去の穴埋め的な学び直しではなく、過去をベースにしてステップアップするための学び直しをして欲しいと考えています。
一方、学力的な勉強がそのままビジネスパーソンとしてのレベルアップにつながるかというと、決してそうではなく、ビジネスの場で活躍するためには学力以外の要素も重要になります。したがって、子供たちには学力を伸ばすためだけの勉強はさせたくないというのも根底にはあります。これからの社会のことを知り、将来の社会課題に向き合うために必要となる学力を伸ばしてあげたいと思います。
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