子供には人生の糧になるような習い事をさせたい

考え方

1.今までの習い事

 うちの長男と次男が初めて習い事に通ったのはスイミングスクールです。私たちが住んでいる隣の市が水泳に力を入れており、小学校と中学校の体育の授業では、水泳のでき具合で評価がずいぶん違ってくるという情報を妻が入手したことがきっかけでした。私はそれを聞いて、あくまでも隣の市でしょ、としか思わなかったのですが、まあ泳げるに越したことはないし、学校のプールでの死亡事故の報道などを思い出すと、自分の子供が犠牲にならないためにも、泳げるようになっておいた方が良いかなと思ったので、0歳児からスイミングに通わせました。0歳児は親も一緒に入って水に慣れさせる程度ですが、そこからスタートして、7年間くらいは通ったと思います。スイミングは大阪北部地震でスクールそのものが閉鎖になったため辞めました。

 また、長男はスイミング以外にピアノとプログラミング、次男はサッカーとプログラミングをやっています。スイミングをやめた後も、その他の習い事は継続しており、親から見ても、長男次男がそれらの習い事にやりがいを感じながらやっているというのがよく分かります。

2.習い事にやりがいを見出せているか?

①長男の場合

 長男は0歳からスイミング、4歳からピアノ、10歳からプログラミングを習っています。スイミング以外の2つは長男自らがやりたいと言って始めた習い事です。ピアノに関しては、子供向けのアミューズメント施設に行った際、ピアノが置いてあり、長男が鍵盤を叩いては嬉しがっていたのを見て、もしかしたらピアノのセンスあるんじゃない!と親バカ的に感じて、長男に「習ってみる?」と聞いたら「うん!」と言ったので、ピアノ教室に通い始めました。

 プログラミングに関しては、これからの時代、プログラミングは必須科目だなと私自身が感じていたため、プログラミング教室の体験会に子供を連れて行き、「どう?」と長男に聞いてみたら「やりたい!」というので通わせることにしたのです。なんか、このように書くと、結局のところ親がやらせたんじゃない??と思われるかもしれませんが、長男が習っているピアノとプログラミングに関しては、長男自身もかなりやりがいを感じながら習っています。ピアノに関しては、グレンツェンピアノコンクールで大阪地区予選突破、関西予選3位に入賞、その後、全国大会に出場しました。プログラミングに関しては、将来はゲーム開発のプログラマーになりたいという夢を見出して頑張っています。

 もちろんピアノもプログラミングも、習い始めた頃はここまでやりがいを感じてやってくれるとは思っていなかったので、習わせておいて良かったというのが親としての本音です。

 

②次男の場合

 次男の習い事は、0歳からスイミング、8歳からサッカー、9歳からプログラミングです。スイミングを辞めてからもサッカーとプログラミングは続けています。しかし、次男に関しては習い事で少々悩んでいます。それぞれの習い事に対して、それなりに楽しんでやっているのですが、その先を見出せていないというのが、親から見た印象です。かろうじて継続して習い続けてはいますが、自分なりに目標を見出し、能動的ながんばりに繋がっているかと言われれば、そうでもないように感じます。

 このように振り返ると、次男の場合はやりたいことを見出す、あるいはやりがいを見出すと言った経験ができる習い事なりを見つけさせたいと考えています。

 

3.来期からの習い事

 このように振り返っていくと、単に技能を高めることよりも、目標ややりがいを見出せる習い事をさせてやりたいと考えるのですが、そうは言っても、お金のかかることですので、親としては悩みどころです。特にプログラミングなどは結構なお金がかかりますし、そろそろ高校受験に向けて本腰を入れないといけない長男には、塾などの教育費用はさらに上乗せされていきます。また、時間という側面から考えても、週7日をどう使っていくかということも考慮することが必要になります。

 そう考えると、長男次男ともに習い事を見直すタイミングかなと思っています。2人が本当にやりたいと思えることは何なのか、あるいは習い事に通わないと継続できないことなのかを吟味した上で、来期からの習い事を考えることにしました。

 いろいろ考えた結果、長男次男ともプログラミングは教室に通わず、それぞれにパソコンを購入してあげて自宅で取り組ませることにしました。2人ともScratchを使って漫画やゲームを作ることは自宅でもやっていますし、次のステップはプログラミング用語を勉強しながら学ぶステップになりますが、これは長男なら高校受験に目処がついてからでも遅くはないですし、次男はまだまだ時間がありますから、もう少しScratchを使いながらプログラミングの考え方を遊びを通じて学ぶ機関であっても良いと考えました。

 反面、長男は通信教育メインから来期からは塾メインに、次男は小6となりサッカー公式戦が本格化しますから、今まで以上にサッカーメインに活動することになります。また、次男は塾がよいから通信教育に変えることで、家庭学習を習慣化させたいと考えています(次男とはまだ合意できていませんが)。

 

4.まとめ

 子供に自らのやりたいことを見つけさせるのは、親としてなかなか難しく、長男がピアノやプログラミングでやりがいを見出せたことは、むしろ偶然だったのかもしれないです。私自身、子供の頃を振り返っても、様々な習い事をさせてもらいましたが、その当時の経験が今につながっているかと言われれば正直分かりません。

 しかし、親の立場から子供の将来を考えますと、親からのあてがいぶちではいけませんから、やはり子供自身でやりたいことを見出せるように、親としての責務は、そのための最大限の支援をすることだろうと考えています。我が家の話題に戻しますと、その点、長男は順調。次男は自分を見出し、将来につながる取り組みを早く見つける手助けを親としてしていくことになるのだろうと思います。その取り組みが、今やっているサッカーやプログラミングにあるのかどうかは、次男自身が考える必要がありますが、考え方は親である私が教えていく必要があるのだろうと思っています。

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