1.最近悩んでいること
長男中学1年生、次男小学5年生。妻が亡くなってからというもの、2人の子供たちの子育てに奮闘する父親です。妻がいた頃は任せっきりだった子育てでしたが、今は2人の子供たちに向き合って生きています。
最近、2人の子供たちの育て方に悩んでいます。何に悩んでいるかというと、教育です。将来、社会に出て生きていく力を身につけさせたいのですが、そのためには稼ぐ力をつけさせたいと思います。子供たちが高校生くらいになると、普通のアルバイトをさせるより、稼ぐ力を身につけさせるための経験を積ませたいと考えています。
2.稼ぐ力を身につけるための具体策
私が高校生の頃といえば、普通にバイトをすることでした。私はスーパーでバイトをしており、年末年始は特に忙しく、それなりに稼がせてもらってました。自分自身の労働力をお金に変えるという経験は、それはそれで良かったと思います。
妻とは生前、子供たちにはスタバみたいなところでバイトして欲しいね、とよく話していました。どうせなら、バイトを通じて人間的に成長できる環境だったらいいなと思ったからです。スタバは一人ひとりのお客様の満足を追求すべく、マニュアル主義では到達できない満足感をお客様にもたらすべく、バイトであっても顧客目線で接客することを求められると聞きました。子供たちが将来、社会に出て一人前にお金を稼ぐためには、周囲から求められる人材に育って欲しいと願い、その経験が積めるようなバイトをして欲しいと考えました。
その後、社会も変化しており、誰でもパソコン1台あればビジネスに参戦できるようになりましたよね。子供のYouTuberだって存在しますし。もちろんYouTubeだけではなく、自らのアイデアを周囲に発信し、その価値が認められて収入を得る。そのようなことを実現してくれるプラットフォームは、今の世の中、いっぱい存在します。できれば、子供たちにはそのようなプラットフォームを活用し、自らの知恵と工夫で収入を得る経験を早くから積ませたいと考えています。
3.価値を生む源泉
自らの知恵と工夫で収入を得るためには、その価値を認めて継続的に利用してくれる顧客が必要になりますが、そのような価値を生むためには、どのような教育が必要なんだろうか?
学校のテストで良い点数を取れれば、その力が身につくのか?何かそのようには思えないんです。学校の勉強は、社会で生き抜くための基礎スキルを身につける場ですから、もちろん必要不可欠です。しかし、学校で良い成績を残すだけでは稼ぐ力を身につけることにはつながりませんから、やはりプラスアルファが必要ですよね。そのプラスアルファが身につくように教育していきたいのですが、私自身、子供の頃にそのような育てられ方をしてきていないので、どうしたら良いのか分かりません!!
でも、思いつくとしたら、子供たちには自分の好きなことを極めてもらいたいし、その過程で身についたことを源泉にして、収入を得るようになってもらいたい。そのように考えます。これは、決してその収入で生計を立てれるようになって欲しいということではなく、サイドビジネスで良いと思っています。私自身、今ままでの社会人人生を振り返り、もう一度やり直せるならサイドビジネスにチャレンジしたいと思っています。会社からもらう給料は、やっぱり会社の信用力を頼りに得ている収入に過ぎません。そうではなく、自分自身の信用力で収入を得る経験を、たとえ小さくても良いので早い段階から積ませたい。そのように考えています。したがって、子供たちには自分の好きたことを見つけてもらい、それをもとに収入を得る経験を積ませたいと思っています。
4.子供たちへの教育法
子供たちには今年の春に自分専用のパソコンを買ってあげようと思います。目的はプログラミングです。うちの息子は2人ともプログラミングを習わせており、長男は4年、次男は3年間スクールに通っています。2人もと学校から貸与されているiPadに入っているScratchを使って自作ゲームを作れるくらいにはなっていますし、暇さえあればScratchで遊んでいますので、本格的にPC版のScratchを自宅でも触れるようにしてあげようと考えています。
また長男はピアノ、次男はサッカーが好きですから、それぞれ好きなものを伸ばしてあげて、その分野で価値を提供できるようになってくれればと思っています。好きなことができる限り継続できる環境を作っていってあげたいです。
5.まとめ
このように、子供たちには好きなことが継続していけるよう、親として環境づくりをしていきたいと考えています。ただ、この好きなことを継続することは容易ではないと思っています。学業もしっかりやらなければなりませんし、社会人になれば本業の仕事も責任を持ってやり遂げていく必要があります。したがって、好きなことをやり続けるには、やらねばならないことをしっかりやることが求められると考えます。
その一方、好きなことを本業にできれば最も良い社会人人生を送れるのかもしれません。それができる人はどれほど存在するのか分かりませんが、少なくとも私自身は好きなことが見出せないまま社会人になり、与えられた仕事の中でやりがいを見出してきたタイプです。
できれば子供たちには好きなことの延長線で仕事をして欲しい。ただ、与えられた環境であっても、それを自分の好きなことと結びつけて仕事に取り組めるようになって欲しいと思います。
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