1.春休みの過ごし方
春休みに入って3日目となりました。2人とも今まで通っていた塾を辞めたので、春休みは家庭学習を中心に勉強の計画を立てています。長男は4月から新しい塾に通う予定であり、春期講習はスキップしました。したがって、中学1年生用の各教科の問題集をベースに1年間の振り返りの勉強をします。次男は通信教育を使った家庭学習が中心になります。その通信教育には小学5年生用の振り返り問題集がセットされていましたので、次男はそちらを活用します。
2人とも春休みが終わるまでに完了できるよう、日々の計画を立てました。今のところ3日が経過していますが、2人とも計画を前倒しして”貯金”がある状態です。それは何故かというと、貯金ができたら、その空いた時間でゲームをやって良いというルールにしているからです。
また、勉強以外の過ごし方としては、長男はピアノ、次男はサッカーをそれぞれ通常よりも時間を多めに取って頑張ろうとしています。長男のピアノは亡くなった妻が長年にわたって教えてきたものですし、長男自身も音感が非常に良いので、このまま頑張って大人になってもピアノを弾き続けてほしいと思っています。次男のサッカーは、別のブログでも書いている通り、他の友達から遅れをとっていることもあり、少しでも追いついてほしいなと思っています。その他は3日間ほど子供達を実家に預けますが、その間は子供達にとっては息抜きになります。
2.春休みの家庭学習計画
先ほども書いたように2人とも家庭学習になります。それぞれの家庭学習は次のように考えて計画を立てました。
①長男(4月から中2)
中学1年生の1年間の振り返りを5科目で行います。使うテキストは学校から配布された問題集と教科書や授業中に配布されたプリント類です。進め方としては、まず問題集を解いていき、間違えた問題や理解の浅い箇所を教科書やプリント類で再確認を行うといったものになります。
長男の課題として、早く勉強を終わらせたいがあまり、正確に理解できていなくてもその日の勉強を終了させてしまうことがあります。したがって、テストでは理解が浅いがためにちょっとしたミスを発生させたり、解き方がスムーズに思い出せなかったりして点数を落としています。この春休みの課題は、とにかく理解を深めることにあります。
②次男(4月から小6)
通信教育の教材を使って、小学5年生の振り返り問題集を5教科で行います。次男の場合は得意な科目とそうでない科目に差があります。したがって、それほど得意でない科目については特に底上げをしたいのですが、次男の場合、まだ勉強する意味が理解できておらず、義務的にやっている側面があります。したがって、頑張って勉強すれば成績が上がるということを実感させ、勉強するモチベーションを高めることを優先的に行いたいと考えています。そのようなことから、得意でない科目の底上げに時間を割くより、得意な科目も含めて満遍なく勉強させています。当然、次男は自分の得意な科目を優先的に勉強しますので、得意な科目はどんどん理解が深まります。次男の場合は当面、それで良いかと思っています。
次男はこの1年でぐっと成績が伸びました。得意な科目で「よくできた」の数を一気に増やしたのです。今まで以上に「よくできた」を増やそうと思いますと、得意でない科目で増やさないといけないわけですが、それで次男本人が不得意科目も頑張ろうと思えるようになってからで良いかと思っています。
3.勉強以外のことについて
長男はピアノ、次男はサッカーと書きましたが、実はそれ以外にも子供達に学んでほしいと思うことがあります。それは、世の中の仕組みです。子供たちが大人になる頃の日本や世界がどのように変化しているかは、親である私が考えなければならないのですが、その変化を想定して、子供達にどのような経験を今のうちにさせた方が良いのかを考えたいと思います。
一方で、世の中がどのように変わろうが、おそらく変わらないこととして、人は収入を得て生きていかなければならないということがあります。収入を得るためには、誰かの役に立つことを実践し続けなければなりません。会社員にせよ商売人にせよ、誰かの役に立つことを実践するからこそお給料がもらえますし、売上を得られます。そのような基本的な世の中の仕組みを子供達に教えていきたいと思います。
4.まとめ
今、子供たちがやっている勉強は、将来、誰かの役に立つための基礎づくりであることを、いつかは子供たちも気付くと思います。もちろん、誰かの役に立つためには、自分の好きなことを見出し、その分野でスキルを伸ばしていきたいと思うことが必要ですし、スキルを伸ばすための勉強も必要になります。しかし、そのような思いを持って行う勉強は能動的に取り組める勉強になりますから、本当の意味で身に付きます。ですので、子供達には自分の好きなことを見出して欲しいと思います。
世の中の仕組みを理解し、自分が世間にどのような面で役に立てるかを見い出せることで、人として大きく成長できますし、そのためのサポートをしていきたいと思います。
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