子供の集中力を養う方法

方法論

1.子供の集中力

 うちの子供が集中力を発揮している時、それはテレビゲームをしている時です。では、勉強中の集中力はどうかと言いますと、あっという間に途切れている様子・・・。数分ごとによそ見して、ボーッとしてみて、思い出したかのように勉強を再開する。この繰り返しですね。

 誰でも同じですが、好きなことをやっている時は集中力を発揮できます。しかし、好きでないことをやっている時の集中力は、保つのが精一杯。大人なら責任感や義務感でなんとか保つことはできるでしょうが、子供であればそれもなかなか難しいですよね。

 では、どうすれば子供の集中力を高められるのだろうか??うちの子供たちも集中力を発揮して勉強していた頃があったなと思い、振り返ってみました。

 

2.我が家の取り組みと反省点

 我が家では、子供が小学1年生になった時から、毎朝30分、6時半から7時まで勉強をさせていました。家庭用の学習用教材を契約し、勉強机に座らせて学習し、答え合わせを一緒にやって間違えた問題を教えてあげる。この繰り返しです。

 まずは、その日の学習が完了したことで褒めてあげ、問題を解けたことで褒めてあげ、間違えた問題は一緒に解いてあげて理解できたら褒めてあげる。これを継続しているうちに、子供たちは、毎朝、自主的に勉強机に座って学習する習慣が身につきました。

 その後、高学年になり、我々親も忙しくなってしまって塾に通わせるようになってから、少し歯車が狂いだしたように思います。家庭用学習教材をやめて塾通い中心に変わったことで、朝の勉強習慣がなくなり、夕方や夜にやることが多くなりました。しかし、その時間は塾以外の習い事もありますから、毎日同じ時間帯に学習するという習慣が途絶えてしまったのです。

 思い起こせば、その頃から集中力が落ちているように思います。小中学生のように、まだまだ自分自身をコントロールできない年齢の頃は、生活サイクルの中に勉強時間を組み入れて、毎日、同じ時間帯に勉強するという習慣を身につけた方が圧倒的に良かったなと、今になって反省しています。

 

3.新学期に向けて仕切り直し

 このような反省も、ブログを書くようになったからこそできたのだと思っています。ですから、新学期に向けて、もう一度、子供たちに集中力をつけさせるために、生活サイクルの見直しと毎日決まった時間に勉強するという学習習慣を取り戻そうと思います。

 新学期までまだ少し時間があります。長男は次の4月で中学2年生になりますので、そろそろ高校受験に向けて習い事の見直しを図ろうと考えています。その機会に、次男も含めて生活サイクルを整え直し、自宅学習の時間を固定化して、継続力を身につけること。その中でまずは30分間集中して学習する。30分間集中できるようになれば、次は1時間。このように時間を伸ばしていくことに取り組みたいと考えています。具体的な学習内容は、新学期が始まるまでに少し検討しておきたいと思います。

 

4.まとめ

 今回、集中力というテーマで考えているうちに、子供の生活サイクルのことや継続力など、複数のテーマが重なり合って集中力というものが成り立っているのではないかと思うようになりました。子供たちが小学生の低学年だった頃、毎朝30分間、子供を勉強机に座らせて学習させるという習慣をつけさせたのは亡くなった妻です。しかし、妻が病気になり、徐々に勉強を見れなくなってからというもの、朝の学習習慣がなくなってしまいました。

 やはり、毎日決まった時間帯に学習する習慣、そう言った生活サイクルを作ることが継続力を養い、集中力を身につけていくことにつながりそうだと考えるに至りました。4月からの新学期に向けて、もう一度このような生活サイクルを作り出せるように、作戦を練ります。この件は改めて書きたいと思います。

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