子供の抱える課題に合わせた来期の教育方針

考え方

1.子供の集中力

 先日のブログを書きながら考えていると、子供の集中力を高めるには毎日の勉強習慣が大切なのではないかと書きました。生活サイクルを整え、可能な限り、同じ時間帯に勉強机に座る。そう言った規則正しい勉強習慣の中で集中力が養われると考えました。また、それ以外に、まずは短い時間から始めて、集中する時間を徐々に長くしていくということも書きました。

 加えるとするなら、あとは目標設定かなあと思います。テストの点数や偏差値、通知表の成績、あるいは日曜日はやりたいことに時間を確保するでも良いと思います。子供のモチベーションが上がりやすい目標を設定できれば、それに向かって集中して頑張ろうということにあるかと思います。

 

2.我が家の来期からの取り組み

 我が家の中1長男は、今まで通信教育を中心に家庭学習をしています。そして、苦手科目(1科目)のみ塾に通っています。小5次男は塾のみで、国語と算数を勉強させています。

 それぞれに課題はあります。長男は今の塾が集団指導型のため、より自分のペースで勉強ができ、質問しやすい環境の個別指導型が適しているように思えます。何故なら、理解できなかったことが積み残しされていることが時折あるからです。もちろん、通信教育ではタイムリーに質問ができませんから、理解できないことが解決しにくい状況になります。したがって、通信教育は今期いっぱいで終了し、来期からは5科目対応型の個別指導型の塾一本に絞ろうと考えています。

 次男は小5ということもあり、高校受験までに時間はたっぷりありますから、目先の成績よりも日々の勉強を習慣化させ、集中力や継続力を身につけさせたいと考えています。さらには、勉強する目的や意義を理解させたいとも思っています。ですので、次男に対してはもう少し私自身が時間を確保し、一緒に家庭学習に取り組むことができればベストと考えています。したがって、以前活用していた通信教育一本に絞り、日々、決まった時間に課題に取り組む。その結果を私も一緒になって振り返り、理解できなかったことをその場で解決していくという勉強法に取り組もうと考えています。

 

3.どうやって課題を認識させるか?

①長男

 長男は次の4月で中2になりますが、一つ困ったことがあります。それは志望校と現在の成績とのギャップが大きいことです。長男の志望校は、「スーパーサイエンススクール」の指定校になっている高校なのですが、かなり学力レベルの高い高校で、残された2年間でかなり成績を伸ばさないと入れないような高校です。

 しかし、長男は現在のところ高校受験の厳しさを知りません。あるいは楽観的であり、自らの志望校の難易度に対する認識が薄いのかもしれません。思い返せば、私自身は中学1年生の頃、志望校なんて考えてもいませんでしたから、志望校を見出せているだけでも長男は良いのかもしれませんが、反面、志望校を見出していながら合格に向かって努力していないように見えるので、ちょっと心配です。

 このように長男に関しては、中学2年生になるにあたって、志望校合格に向けた課題を早期に見出し、能動的な学習に結びつけることが重要であると考えています。長男は継続する力はあります。したがって、志望校に向けて自ら課題を見出せるよう、塾選びについては、長男が志望校としている高校への合格実績が十分にある塾を選んでいます。2月中には体験授業などを経験させて、春からは新しい塾に通わせようと考えています。

 

②次男

 次男は先ほども触れた通り、今は勉強する目的や意義を理解させる時期と考えています。したがって、目先の成績よりも次男本人がやりたいことを見出し、そのための基礎を身につけるために勉強するんだという気持ちにさせることが必要と思っています。

 現在のところ、次男は特にやりたいことは見出せていません。まだ小5ですからそれはそれで良いのですが、一つ心配なことは「自分は頭が良くない」みたいな思い込みをしていることです。

 実際には、小学校の成績は悪くなく、塾へ週1回通っているだけで、その他の家庭学習は皆無に等しい状態で今の成績が取れているなら良い方だと親ながら思っています。したがって、たとえ短時間でも自宅での学習習慣を身につけていけば、次男は伸びる余地が大きいと考えています。そのためには、通信教育を活用して計画的に学習するサイクルを作ることが必要と考えています。

 また、前向きな考え方を持たせることも必要と思っています。自分は頭が良くないから、という認識をなぜ持ってしまったのか分からないのですが、やれば出来るという自信を小学生のうちに持たせたいとも考えています。そのためには、塾任せにするよりも、通信教育で家庭学習させて、私自身が次男の面倒を見ることで、きめ細かい指導とそれによる課題解決を進めることが必要であると考えています。

 

4.まとめ

 塾と通信教育のどちらが良いかについては、抱えている課題によって選択肢は変わるという結論になりました。我が家の場合は、長男と次男で課題が違いますから、長男は塾、次男は通信教育を選択しようと現時点で考えています。

 妻が亡くなってからというもの、子供たちとより深く接するようになり、2人の人間性や学業における課題がより理解できるようになりました。だからこそ、長男は長男が抱える課題にあった選択肢として塾、さらには長男の性格や志望校に合わせた塾選び。次男にも同様に、現在の次男の抱える課題に合わせた勉強法を選んだ結果、通信教育という選択肢になりました。

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