子育ての悩み

方法論

1.私の性格

 私は非常に楽観的な性格で、少々のことではくじけず、「まあ、何とかなるか」というような考え方をしています。そのように書くと羨ましがられるような気がしますし、私自身、思い返せばそのような自分自身の性格に助けられたことも多々あります。

 一方で、その性格が禍になることもあります。と言いますか、近い将来、この楽観的な性格が禍になると思っているのです。何故かというと、他のご家庭では将来を見据えて少しずつ準備していることも、私は楽観的すぎてその準備を怠っているのではないかと考えるからです。例えばお金の準備。我が社の子供たちは中学1年生と小学5年生です。すでに2人とも塾に通わせていますし、将来につながる経験をさせたいと考え、いくつかの習い事にも通わせています。それなりにお金がかかります。加えて、これから高校、大学と進学させたいのですが、それには今まで以上にお金がかかりそうです。私の住む大阪府では、国からの就学支援金だけではなく、府からも補助金が出ますから、負担はわずかで住むのですが、これはあくまでも現時点でのお話し。私の子供たちが高校生になる頃までこの制度が続いているか分かりません。

 お金以外に近い将来、問題が発生しそうなこととして、しつけ方法があります。長男は中学1年生。明らかに親と距離を置こうとする年頃になりましたし、実際にそのような傾向が日頃から見られます。しかし、人間的にはまだまだ未熟。これからも親からのしつけが必要です。ですので、長男への接し方は今後、四苦八苦するのではないかと考えます。

 もちろん、これ以外にも様々な問題が生じると思いますが、楽観的な性格の私はなかなか将来が予測できません。ですので、世の中の親御さんがどのようなことで悩んでいらっしゃるのかネットで検索してみましたら、子育て悩みランキングなるものが出てきましたので、そこに出てきた情報をもとに私も将来について少し考えてみたいと思います。

 

2.子育ての悩み

 我が家の子供は男2人です。小学5年生と中学1年生。そろそろ思春期で接しにくくなるでしょうし、高校受験に向けて少しずつでも子供の進路についても一緒に考えなければならなくなります。そんな時期の悩みにはなりますが、私なりの考え方と子育てで実践していることを記載します。

 

①反抗期の接し方

 子供が成長する過程では、必ず通るであろう道が反抗期です。反抗期というものは、子供の成長過程での人格形成で、非常に重要であるということを何かの書籍で読んだことがあります(すいません、何の書籍だったか覚えていないです)。ですので、反抗する子供を服従させるような接し方はしていません。ただ、そうはいっても将来を見据えて躾は必要となりますから、そんな時、どう接しているのかを記載します。

 まず1つ目ですが、会話を重視し、子供の感情や考え方を尊重するということです。この背景にあるのは、反抗心を持っている子供に親である自分が考えを押し付けないようにしようと考えたからです。反抗期だからというわけではないのですが、子供の考えにしっかり耳を傾けることを意識しています。我が家の場合、妻の生前では父親である私が子供たちに厳しく接する役回りでした。ですので、子供の考えに耳を傾けようとしても、最初の頃は、子供たちはなかなか話をしてくれませんでした。それなりに時間はかかりましたが、今では少しずつ話をしてくれるようになっています。そうすると、建設的な会話もできるようになりますから、反抗期であっても全く会話が成り立たないということはありません。

 2つ目は、勉強に対するプレッシャーです。我が家の場合、子供よりも親である私の方が子供の学業に対する危機感を感じており、私が子供に対してプレッシャーを掛けているという状態です。ですので、お子さん自身がプレッシャーを感じているケースとは解決法が違ってくることはご容赦ください。我が家の場合は、私が子供にプレッシャーを掛けているのですが、その背景にあるのは、日頃の学内テスト(中間や期末)に向けての計画的な勉強がなされていないということにあります。私も2人の息子の勉強を見ることは時間的にも難しいので、次男の勉強だけでも見てあげようと心掛けてきています。一方で長男はほぼ塾に任せており、要所において声かけをしていった状況です。勉強のことで子供にプレッシャーをかける際に気をつけていることは、バランスの取れたプレッシャーの掛け方をしようと心掛けている点です。過程での勉強に必要な環境を整えてあげることはもちろんですが、勉強以外の趣味なども奨励したり、子供が見ているYouTubeチャンネルの話題に私も入って会話すること、子供が好きなテレビゲームについて説明を求めたりしながら会話することなど、バランスの取れた接し方ができるように留意して、勉強することばかりを要求しないようにしています。

 3つ目は、スマホやテレビゲームの時間ルールです。これには悩みますし、なかなか解決しません。今では学校側も子供たちに宿題を出す時にタブレットの掲示板機能を使いますし、中学生にもなればクラブ活動の連絡はLINEを使っています。したがって、あまりスマホを制限しすぎると友人関係に支障が出るかと思い、困っています。ただ、子供たちがスマホをどれだけの時間、使っているのかは日々チェックしていますし、ちょっと使いすぎだと思う時は声をかけています。一方で、テレビゲームは制限しています。基本的に1日あたり1時間としていましたが、今では学内テストが終了して、その週末までとしています。あとは、友達と約束がある時はOKとしています。今ではオンラインゲーム上で友達と一緒にゲームができますから、これまた悩みの一つではあります。ただ、テレビゲームに関しては「やるべきことができていればO K」というスタンスで良いのかなと思っています。成績が良好であることやクラブ活動などもサボらず頑張っているということなら、OKにすることが多いです。スマホですと何を見ているのか、あるいは何をしているのか傍目ではわからないですが、テレビゲームだとどんなゲームをしているのか分かりますから、親としても少しは安心です。

 4つ目は、ソーシャルスキルを養うことです。長男は中学校に入学当初、クラブ活動に入りませんでした。理由は入りたいクラブがないからでした。結果として1年生の2学期から入部したのですが、懇談の際に私も担任の先生とお話しさせていただき、上級生や他の1年生と協力しながら一つの物事を成し遂げることの大切さを感じ取りながら、ソーシャルスキルを磨いて欲しいと考えていたので、2学期からクラブ活動に参加させることにしました。ちなみに長男も「これなら入っても良い」というクラブを見つけましたので、結果オーライでした。

 5つ目は時間管理です。長男が中学生になり、学校で過ごす時間が長くなると同時に、塾へ通う日数も増えてきました。もちろん塾以外の習い事もあります。そうなると必然的に効率的な時間の使い方をしていかないといけません。しかも学内テストの直前期間に入ると、さらにテスト勉強が必要になります。こういった時間管理を教えることが、なかなかもって大変です。子供たちはマイペースです。特に長男は・・・。今までの人生で、それほど時間に追われた経験がありませんから仕方ないのですが。それでも学内テストの直前期間になると、学校のテキストや問題集のテスト範囲の復習を一通りできるよう計画を立てさせています。ただ、なかなか計画通りには進んでいませんが。

色々と悩みは尽きないですし、全ての悩みは解決しないのですが、最終的には子供に対して愛情を持って接することと、親としてできるだけのサポートをすることが長い目で見ると効果的なんだろうと思います。そういった親の気持ちは、いつか必ず子供の心に届くと思いますし。

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