一生懸命になること

日記

1.一生懸命になること

 ゴールデンウイーク前半は天候が良くなかったですが、3連休は本当に良い天気でした。次男も私もずいぶんと日焼けしました。次男は3日間ともサッカーでしたし、私も付き添いで同行しましたので、気持ち良い太陽の日差しを満喫できました!とは言っても、次男は暑い日差しの中で3日間とも終日サッカーでしたから、相当に疲れているようです。

 それに対して、長男は相変わらずですが3連休の間はずーっと家にいてました。学校や塾の予習復習やピアノの練習、テレビゲームをして過ごしてました。長男は中学1年生の時の成績がイマイチ伸び悩んだので、しばらくテレビゲームを禁止にしていたのですが、このゴールデンウィークは久しぶりにOKにしてあげました。すると、本当に生き生きとこのゴールデンウィークを過ごしていました。テレビゲームでこんなに生き生きなれるなら、普段からメリハリをつけて、勉強などのやるべきことはしっかりやっていれば良いのにと感じるほどでした。ただ、メリハリをつけること、気持ちを切り替えることが長男はうまくできないため、しばらくテレビゲームを禁止にしていたのですが。まあ、例えテレビゲームといえども、一生懸命になれることがあることは良いことと思います。

 さて、子供のうちに何か一生懸命になれるものを見出して欲しいと思うことがよくあります。何でも良いのですが、一生懸命になること=探究心を持って取り組むことを子供のうちから経験しておくと、それは対象となるものごとが変わっても、同じように一生懸命に探求していくことができると思うからです。将来、受験勉強や仕事にも応用されるのではないかと。そのためには、一度始めたことは継続することが大切ですし、向上心を持って取り組むことが大切になります。

 

2.探求心

 あるものごとに対し、探究心を持って一生懸命に取り組むこと。そのような探求心はどうすれば養うことができるのでしょうか?長男はピアノとプログラミングをやっていますが、双方とも長男自らがやりたいと言って始めたものです。ピアノは4歳から始めて、小学5年生の時にはコンクールで全国大会にも出場できましたし、プログラミングについては将来の仕事で使えるようになりたいと言っています。ただ、それら自主的に始めた2つのことに対して、探究心を持って取り組んでいるかと言われれば、まだその域には達していないように見えます。

 次男がやっているサッカーについて、自らやりたいと言って始めたものになります。しかし、同じく探究心を持って取り組む域には達していないようです。次男はサッカーを始めたのが小学3年生の時で、所属しているサッカーチームの子供達は皆、幼稚園や小学1年生から始めた子ばかりですから、何とか周囲のお友達に追いつこうと最初のうちは練習のない日も公園でボールを蹴ったりしていましたが、今はそこまでやっていないです。次男自身、サッカーはなかなか思うようにいかないと思っており、中学生になったら別のスポーツをしたいと話す時があります。そのような時は、何ごとも一生懸命練習しないと上手くなれないよと話してあげるのですが。

 

3.関心を持たせるためには練習させることが必要?

 子供に対してものごとに関心を持たせることは本当に難しいです。関心があれば探究心も生まれますが、自らやりたいと言って始めたことでも、いざ練習となると決して楽しいと思えることばかりではありませんから、自ら練習しようという気持ちになれないのも無理はありません。だから、親が練習しなさいと言わないといけないのかもしれません。でも、できれば言いたくない。言われるのは人間誰しも嫌ですからね。でも、もしかしたら、言わないといけないのかもしれないと思う瞬間があります。仕事でもスポーツでも同じですが、やりがいを感じる瞬間はほんの少しで、それ以外は大変だったりします。ですから、その大変な部分は親がしっかりナビゲートしてでも、子供たちにやらせていかないといけないのかもしれません。そして、日々の大変な練習の積み重ねの先に楽しいと思える瞬間があるのだろうと思いますし、そのような瞬間があるからこそ、もっと練習しようと思える心が育っていくのかもしれません。このように考えると、やはり少々口うるさくても、勉強しなさい、練習しなさいは言わないといけないのかなと感じています。

4.後悔しない人生

 「あの頃、もっと勉強しておけばよかった」「あの時、もっと練習しておけばよかった」と思ったことのある人は多いと思います。私自身、大学生の頃にあまり勉強していなかったため、社会人になってから大学院に通って勉強した経験があります。大学院に通おうと思った背景には、仕事で目標を見出すことができ、それを達成したいと思ったから。そう考えると、人間誰しも楽して成功できる人はいないと思います。どんなに生まれ持った才能がある人でも、探究心を持って取り組むからこそ成功しているはずです。ですので、勉強にしろ何にしろ、探究心が芽生えるまでは少々口うるさくても親が言わなければならないのかもしれません。口うるさく言い続けているうちに、いつの間にか子供が自主的に取り組むようになる。その閾値がどこになるのかは分かりませんが、ある時、急に変わるのではないかと思います。それは、おそらく取り組む意義を子供自身が見出した時だろうと思います。その時が来るまで、ピアノやプログラミング、サッカーの練習はもちろん、勉強に対しても、少々口うるさく言い続けることが必要なのかもしれません。もちろん、なぜ口うるさく言っているのか、その理由を添えて伝えることが大切だろうと思います。

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