早起き習慣の作り方

方法論

1.子供たちの早起き習慣

 うちの子供たちは以前、朝6時30分には起床して朝ご飯までの30分間を勉強の時間に充てていました。当時は通信教育を契約しており、毎日少しずつ勉強できるようにカリキュラムが設計されていたので、朝の時間を活用して比較的楽しく勉強していました。

 このような子供たちの早起き習慣は2年間ほど続いたのですが、ある時から通信教育をタブレット式に変えてから、あまり勉強が身についていないなと感じるようになったため、次男は塾通いに変えたのです。その塾通いに変更してから徐々に朝の勉強習慣が薄れてしまい、今では全くなくなってしまいました。長男もその後、塾へ行くようになりましたし、塾を終えて帰宅する時間が遅くなりつつありましたので、早起き習慣がなくなったことも仕方ないかなと感じるようになってしまったのです。しかし、今思い返せば、やはり同じ時間帯に毎日勉強する習慣を、比較的幼少の頃から身につけることの重要性を、今になって再認識しています。

 

2.日曜日の朝

 このように朝の勉強習慣がなくなってしまった我が家の子供たちですが、実は日曜日の朝は自主的に早起きしています。何故かというと次男がテレビゲームをしたいからです。今の時代、友達と一緒に遊ぶのもオンラインゲームというのが主流になりつつあるのでしょうか?日曜日の午前中は学校の友達と朝からゲームをやっています。それにつられて長男も早起きし、午前中はピアノの練習に加えて勉強をしています。長男は午後からゲームをするために、やるべきことを午前中に終わらせています。

 このような光景を見ていると、目的や目標があれば早起きできることが分かりますよね。これを如何に平日の朝に習慣化できるかが課題です。平日なのでテレビゲームを目的にはできませんから、その代わりに目的や目標となりうることを見出せれば、平日朝の勉強も習慣化できるかもしれないと考えました。

 

3.平日の早起き習慣

 さてどのような目的が良いのだろうか?子供たちといろいろ話してみましたが、今すぐには勉強に関することを目的に据えても、子供たちは乗ってきません。したがって、勉強とは別の目的が必要そうですが、果たしてどのような目的が子供たちにとってモチベーション向上につながるのか?

 子供たちに幾つかの案を投げかけた結果、長男は日曜日をやりたいことをやるための日にしておきたいとのことで、日曜日は完全フリーにするために平日の朝に勉強することになりました。長男はプログラミングを上達させたいと思っているので、そのために日曜日の午前中を使いたいのだそうです。次男はすでに日曜日はゲームのために早起きしていますが、午後はサッカーの練習がありますから、代わりに土曜日午後をフリーにするために平日朝に勉強することになりました。

 

4.まとめ

 早起き習慣を身につけるにしても、やはり目的が必要だなと改めて感じました。本来なら長男は高校受験などを目標にして欲しいところですが、行きたい高校に合格することがその後の人生においてどのような重要性を持つのかは、理解がそれほど深くありませんから、まずは自分のやりたいことをやるために、やるべきことを平日の朝にやってしまおうということから始めるのでも良いかと思っています。

 次男はまだ小学生ですから、どちらかといえば親がナビゲートして平日の朝に勉強させていくということでも良いかと思います。特に次男は来年度から通信教育に戻しますから、平日の早起き習慣を作りやすいとは思っています。そのうち次男も、長男のように自らやりたいことを見出し、そのために頑張ろうとなってくるのではないかと考えています。

 しばらくは、上記のような目的を持ち、平日の早起き習慣をもう一度作っていきたいと思います。

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