勉強の仕方

方法論

1.勉強の仕方がなってない・・・

うちの中1長男も中学生になって早や1年が経とうとしています。小学生の頃は、それなりに良い成績を取っており、勉強の仕方についてそれほど気にしていなかったのですが、中学生になってからの長男を見ていると、勉強の仕方が身についていないと感じる場面が多々ありました。具体的には下記のようなことになります。

①書かない

1学期の中間テストの勉強風景を見ていると、問題を解く際に書いていない、英単語などを覚える際にも書いていないという光景をよく目にしました。長男に聞いてみると「頭の中で解いている」「読んで覚えている」との回答。当然、書いて解く、書いて覚えるように伝えはしましたが、長男は面倒くさそうにしてあまり書こうとしません。
そこで、長男が「覚えた」「解ける」と言った英単語や問題を家でテストしてみました。すると、やっぱり覚えていない、解けない状態だったのです。

 

②復習しない

1学期の頃は中学生になったばかりで緊張感があったのだと思います。授業中にしっかり勉強していたためか、成績も良く、幸先の良いスタートでした。提出物もバッチリでしたし。しかし、2学期になってからは良くも悪くも慣れてきて、授業中の集中力が低下していたり、提出物がちゃんと出せていないことが散見されるようになりました。さらには、学校から配布されている問題集が計画的にできておらず、テスト前にまとめてやっているという状況も見られました。
学校から配布されている問題集は、授業で習った箇所を各自が自主的に解いて復習するといった使い方をするものなんですが、日々の復讐はできておらず、テスト前にまとめてやるという状態になってしまっていました。したがって、2学期のテストの結果は想像通りとなりました。

 

③テスト後の振り返りをしない

3学期は学年末テストになります。いよいよ1年間の総点検のタイミングになりますが、そのためのテスト対策の一つとして、1学期の中間テストから2学期の期末テストまでの4回分のテスト問題を振り返り、現時点での理解度を確認して、不安が残る箇所は勉強し直すというものがあります。また、学校のテキストや問題集をひと通り振り返り、同じく理解度の低いところを徹底的に勉強することもあると思います。
このように、現時点での理解度を総チェックすることで、テスト対策の勉強を効率的に進めることができるのですが、長男に聞いてみると、やはり過去のテストの振り返りはやっておらず、解けなかった問題が置き去りになっている状態であったことがわかりました。解らないことをことを解るようにしていくことが勉強やで、と日頃から教えていたつもりでしたが、そのための実践の仕方までを教えきれていなかったなと反省することになってしまいました。

2.イチから教えることの大切さ

それくらいのことは言わなくても分かっているだろうと思っており、長男の勉強の仕方について、それほど注意深く見て来なかったのですが、やはりイチから教えてあげないといけないなと反省することが度々ありました。また、一度教えれば大丈夫と思わないようにすることも大切で、長男が自ら実践し、習慣化できるまでは、根気強く付き合っていくことが大切とも思いました。

 

3.やり切らせることの大切さもある

そうは言っても、やらされ感で勉強をさせても成果には結びつきにくいだろうと思って、今までは、一度は厳しく言ったとしても、それ以降は本人の意思に任せる場面も多々ありました。
しかし、それだけではダメだなと反省をしています。やはり習慣化するまでは言い続けることが必要で、習慣化してしまえば言われなくても勉強するようになるはずです。言われなくても勉強することが身につき、ある程度の月日が経過すると、本当の意味で主体性が出てくるんだと思います。当然、勉強することの目的や意義は常日頃から話しつつ、勉強することが自分の将来に役立つことなんだと言うことを、子供に話し続けることは必要であると思います。

長男のピアノがそうでした。当初は、妻が厳しく教えていました。泣きながら練習していたことも多々ありましたが、今では言われなくても主体的に練習しています。したがって、習慣化させるために厳しく言い続けることはむしろ重要ではないかという結論に今は至っており、これからよりより良い勉強の仕方が習慣化するまで、長男の勉強風景を見ていこうと思います。

 

4.まとめ

自主性を尊重することはもちろん大切ですが、より良い方法を教え続けることや、より良い方法が習慣化されるまで躾を続けることは、自主性を尊重して何もしないより、ずっと大切なことではないかとの考えに至りました。また、勉強をさせるために躾るのではなく、勉強する習慣を身につけさせるために躾るのだとも思います。もちろん、何も言わなくてもより良い方法で勉強することが習慣化できている子供であれば、自主性を尊重していれば良いのでしょうが、そうでなければやはり親がしつけをしていく必要があると、改めて思い返しました。
一方で、厳しく躾しつつも、何故こうすることが良い勉強の仕方なのかを説明し、今はしんどいかもしれないが、将来を考えると今やっておくことが必要なんだということを、どれだけ子供の夢に結び付けて話ができるかが重要であるとも考えています。うちの長男は、ゲーム開発のシステムエンジニアになりたいと言っています。だから、そうなるために今、勉強することが必要であると言うことを、子供が理解できる言葉で伝え続けることが、子供のモチベーションを高めると考えます。

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